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社会福祉原論・児童福祉論
篠原ゼミ&篠原の本
篠原ゼミの本

「浜通り震災ゼミ」では、東日本大震災から10年の節目を前に、浜通り地方に関する文献を用いてのディスカッションや、被災地や震災伝承施設でのフィールドワークを行いつつ、震災関係のイベント等を通して、震災について考えを伝えてきた。
あの震災を経験から語ることができる最後のほうの世代として、メディアや学校が描くものとは少し違った、福島の若者の感覚を伝える。

「子育ては大変なのよ」という言葉をよく聞く。確かに子育ては大変なのだと思う。それでも、そこに「大変だけどそれ以上の喜びがある」という温もりがあってほしい。
本書は、子育てをしたことがない大学生が文献やインタビューを通して、子育ての大変さや喜びをかるたにして紹介したものだ。その名も「子育て負担感かるた」である。
これまで何度か機会に恵まれ、地元のラジオ番組や新聞などのメディアで細々と紹介してきた。本書はそれを書籍化したものである。

プーさんの森の児童相談所に虐待通告があったら…
そんな着想から、ソーシャルワーカーをめざす大学生たちが児童福祉の視点で「プーさん」シリーズを読み解き、考える。
保護者がいない、ピチピチのTシャツしか着ていない、ハチミツへの異常な執着…
通告を受けたソーシャルワーカーたちは、自分たちの権力性と向き合いながら、プーさんの〝ケース〟にどう向き合えばいいのだろうか? 支援の視点を問う一冊。

東日本大震災後の被災地では、さまざまな「震災あるある」話が聞かれる。しかし私たちのいる福島県いわき市には、まるで震災などなかったかのような豊かさと平和がある。「震災ないない」に囲まれているのだ。
震災から10年の節目に、文献と浜通り地方でのフィールドワークを通して、改めてあの震災をめぐるさまざまな問いについて考え、話し合った。
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